Global Point Of Care
C. difficile感染症の診断
治療と感染対策プラクティス
聖マリアンナ医科大学感染症学講座
教授 國島 広之 先生
2020年4月
C. difficile感染症(CDI)は、主に抗菌薬使用歴のある高齢の入院患者が罹患する感染性下痢症です。原因菌であるC. difficileは高温や乾燥、アルコールなどに対して非常に耐性が高く、大規模な院内感染も報告されていることから、適切な診断と治療、感染拡大予防対策が重要です。
2018年に日本で初めて作成された『Clostridioides difficile感染症診療ガイドライン』の作成委員長を務めた、聖マリアンナ医科大学の國島広之先生のご講演「C. difficile感染症の診断 治療と感染対策プラクティス」を収録した動画をご覧いただけます。
国内外のC. difficile感染症(CDI)の発生状況、糞便検体採取のポイント、ガイドラインに基づいた迅速検査キットの活用と検査実施基準、CDIの治療と経過および予防策、またCDI対策への取り組み、CDIの医療経済や今後の課題など、ご自身の研究を含めた近年の知見を幅広くご提示いただきながら解説していただきました。
C. difficile感染症の診断
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C. DIFF QUIK CHEK コンプリートは、糞便中のC. difficile抗原及びトキシンを検出する迅速診断キットです。抗原とトキシンを同時に検出することで、30分以内にC. difficile感染の診断の補助として有用な結果を提供します。